2020.09.23
寝起きの肌をベストコンディションにするには?
朝というのは、体は起きていても肝心の肌はまだ半分くらい寝ている状態にあるものです。
しかし、当然のことながら、肌がきちんと目覚めていないと、ベストな“肌パフォーマンス”を発揮させることはできません。
肌が起きていないと、ベースメイクもノリが……というか、メイク全体の仕上がりテンションがダウン。
ぼんやり寝ぼけ肌にいくらベースメイクやポイントメイクを施しても、ノリも発色もイマイチになってしまうのです。
ファッション誌の撮影は、早朝4:00スタート5:00スタートで行われることが多いです。
モデルさんたちのお肌も目覚めていないことが多々あるそうですが、雑誌で見る彼女たちの肌、とーっても綺麗ですよね?
INDEX
- 1. 気持ちの目覚め=肌の目覚め!
- 2. 褒めちぎれ!肌と気持ちをその気にさせる!
- 3. プラスαの目覚めテク
気持ちの目覚め=肌の目覚め!
そうなんです!頭がすっきり目覚めていないのに、肌だけが良い状態になるなんてありえません。
肌をベストコンディションに持っていくには、まず気持ちをベストな状態に持っていくこと!
これが一番手早く、かつ確実な方法なのです。
具体的に、メイクルームでどんなことが行われているかというと、
■テンションが上がる音楽をかける
■おいしいコーヒーやお茶などの飲み物を用意する
■フルーツなどの軽食を用意する
■おしゃべりをしてリラックスしてもらう
と、こんな感じです。
これで徐々にモデルさんの気持ちのテンションが高まるんですって。特に音楽はムード作りの重要なポイント。
伊藤さんのipodには、どんなリクエストにも対応できるよう、常にクラシックからメタルロックにいたるまで、ありとあらゆるジャンルの音楽が入れてあるんだとか。
この話を聞くまで、私は出がけにはテレビのワイドショーをつけていたのですが、テンションが上がるというより、悲しくなったり悔しくなったりしながらメイクをすることが多かった!と反省。
すぐに改めると、顔色がいいね♪と褒められることが増えました。心の状態が肌に与える影響は大きいのです。というわけで、続いては…
褒めちぎれ!肌と気持ちをその気にさせる!
寝起き肌を覚醒させる方法の第2ポイントはコレです。
「褒める子育て」が一時話題になりましたが、自分の肌を褒めてあげることであなたたの肌コンディションが良くなるのです!
「花びんに生けてある花に『綺麗ね』『素敵ね』と声をかけると、長く咲き続ける」という話を聞いたことがありませんか。これと同じなのです。
例えば「昨日よりニキビがひとつ減ったね」とか「なんか今日は肌ツヤがいいんじゃない?」など、どんなに些細なことでも構わないので、自分の肌の良いところを見つけて鏡の中の自分に声をかけてあげてください。
そして、その気になってみてください。そうすれば「いつもより化粧水のなじみがいいかも♪」なんて感じるはずですよ。
そうなったらもうこっちのもの。あとは、目覚めた肌にプラスαのテクを施してあげれば最強です。
プラスαの目覚めテク
とにかくひたすら水分補給!
「朝のコップ1杯の水が健康を保つ」という説がありますが、肌も同じ。水分補給で目覚めていくんです。
1.コットンでパッティング
2.手のひらで押さえる
3.またパッティング
4.手のひらで押さえる
を2~3回繰り返します。パッティングによる刺激で肌細胞が活性化。
その後、手のひらで押さえることで化粧水が肌の深部まで浸透していきますよ。パッティングも回数を重ねすぎると、毛細血管を傷めかねないのでご注意ください。
冷たく冷やした化粧水のミストを肌に噴射!
最後はもう、物理的に目を覚まさせるしかありません。冷蔵庫で冷やしたミスト状の化粧水を顔に噴射。冷たさにびっくりして目が覚めるかも。特に冬場は効果抜群!!